2月25日 色暦 融紅 (ゆうこう)
融紅(ゆうこう) – Yūkō

「春の気配が、空間の奥で静かに溶け合っていく。」
2月25日の、色暦
「融紅」は、春の気配が、
空間の奥で“溶け合う感覚”として広がっていくような、淡い紅融の色。
それは、光でも香でもなく、
空間そのものが春に溶けていくような、やさしい気配の色です。
朝の光が、障子越しに差し込むとき、
その光は、空間の奥で紅と白の気配を溶け合わせるように広がっていく。
梅の蕾が、咲きかけのまま静止しているようで、
その存在は、すでに春の色と空気を溶け合わせている。
器の中の香が、空間に溶けていく時間。
その香りは、漂うのではなく、
空間の奥に“溶け合う”ように、静かに融合していく。
この色は、
「溶け合う気配」や「空間の融合」。
春は、ただ重なるのではなく、
空間の奥で、静かに溶け合っていく。
暮らしの中の融紅
• 障子越しに差し込む光が、紅と白の気配を溶け合わせる朝
• 白磁の器に残る香が、空間にやさしく融合していく瞬間
• 咲きかけの梅が、春の色と空気を空間に溶け合わせる気配
融紅は、WABISUKEが大切にする
**「素材の融合」や「空間の調和」**と響き合う色。
見えないものが、静かに溶け合っていくという、
やさしい季節の詩です。
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備考と語源
「融紅(ゆうこう)」は詩的造語であり、伝統色ではありません。
「融ける」と「紅」が重なり合う語感から生まれた、
春の気配が空間に溶け合っていく瞬間を映す色です。
・類似する色には「紅白」「淡紅」「桜鼠」などがありますが、
「融紅」はより“空間の融合”や“溶け合う感覚”に焦点を当てた色です。
「春の気配が、空間の奥で静かに溶け合っていく。」