// // // // 2月26日 色暦 標紅 (ひょうこう) – WABISUKE

2月26日 色暦 標紅 (ひょうこう)

漂紅(ひょうこう) – Hyōkō

「春の気配が、空間の奥で静かに漂い続ける。」

2月26日の、色暦

「漂紅」は、春の気配が、
空間の奥で“漂い続ける感覚”として残っていくような、淡い紅残の色。
それは、光でも香でもなく、
空間そのものが春の余韻に包まれているような、やさしい気配の色です。

朝の光が、障子越しに差し込んだあと、
その残光は、空間の奥に漂い続けるように留まっている。
梅の蕾が、咲いたあとに残す香りのように、
その存在は、春の気配を空間に漂わせ続けている。

器の中の香が、空間に溶けていく時間。
その香りは、消えるのではなく、
空間の奥に“漂い続ける”ように、静かに残っていく。

この色は、
「漂い続ける気配」や「空間の余韻」。
春は、ただ溶け合うのではなく、
空間の奥で、静かに漂い続けている。

暮らしの中の漂紅

• 障子越しに差し込んだ光が、空間の奥に余韻として漂う朝
• 白磁の器に残る香が、空間にやさしく漂い続ける瞬間
• 咲き終えた梅が、春の気配を空間に残し続ける気配


漂紅は、WABISUKEが大切にする
**「素材の余韻」や「空間の残響」**と響き合う色。
見えないものが、静かに漂い続けるという、
やさしい季節の詩です。

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備考と語源

「漂紅(ひょうこう)」は詩的造語であり、伝統色ではありません。
「漂う」と「紅」が重なり合う語感から生まれた、
春の気配が空間に漂い続けていく瞬間を映す色です。

・類似する色には「紅残」「桜鼠」「灰桜」などがありますが、
「漂紅」はより“空間の余韻”や“漂い続ける感覚”に焦点を当てた色です。

「春の気配が、空間の奥で静かに漂い続ける。」

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