2月22日 色暦 揺紅 (ようこう)

揺紅(ようこう) – Yōkō

「春の気配が、空間の奥で静かに揺らめく。」

2月22日の、色暦

「揺紅」は、春の気配が、
空間の奥で“揺らぎの感覚”として漂っていくような、淡い紅霞の色。
それは、光でも香でもなく、
空間そのものが春に揺らめいているような、やさしい気配の色です。

朝の光が、障子越しに差し込むとき、
その光は、空間の奥で揺らぎながら広がっていく。
梅の蕾が、風にそっと揺れるとき、
その存在は、春の気配をやさしく映している。

器の中の香が、空間に溶けていく時間。
その香りは、漂うのではなく、
空間の奥に“揺らめく”ように、静かに広がっていく。

この色は、
「揺らぎの気配」や「空間のやさしさ」。
春は、ただ澄むのではなく、
空間の奥で、静かに揺らめいている。

暮らしの中の揺紅

• 障子越しに差し込む光が、空間の奥で揺らぎながら広がる朝
• 白磁の器に残る香が、空間にやさしく揺らめく瞬間
• 咲きかけの梅が、春の気配を揺らぎとして空間に漂わせる気配


揺紅は、WABISUKEが大切にする
**「素材のやわらかさ」や「空間の感触」**と響き合う色。
見えないものが、静かに揺らめいていくという、
やさしい季節の詩です。

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備考と語源

「揺紅(ようこう)」は詩的造語であり、伝統色ではありません。
「揺らぎ」と「紅」が重なり合う語感から生まれた、
春の気配が空間に揺らめいていく瞬間を映す色です。

・類似する色には「紅霞」「桜色」「霞色」などがありますが、
「揺紅」はより“揺らぎの感覚”や“空間のやさしさ”に焦点を当てた色です。

「春の気配が、空間の奥で静かに揺らめく。」

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