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by kataokatetsuya
がま口と布小物を長く、美しく使うために
― 日々の小さな悩みに寄り添う、WABISUKEの手入れ帖 ―
がま口は、ただの「入れ物」ではありません。手のひらに収まる安心感、ぱちんと閉まる音の心地よさ、布の温もり。毎日そばにある小さな道具だからこそ、気づけば愛着が宿り、まるでお守りのような存在に...
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by kataokatetsuya
文様は、心の深層に触れる
― ユングの集合的無意識で読み解く、日本のかたち ―
私たちは、なぜ古い文様に惹かれるのだろう。青海波、麻の葉、七宝、市松。どれも何百年も前から使われているのに、いま見ても古びない。むしろ、時代が変わるほどに、その静かな美しさが際立っていく。
ユング心理学では、人の...
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by kataokatetsuya
がま口は、私たちの行動をそっと変える
― 行動経済学とナッジで読み解く、やさしいデザインの力 ―
財布を開くとき、がま口の「カチッ」という音が好きだという人は多い。その音はどこか懐かしく、安心を呼び起こし、気持ちを整えてくれる。けれど、がま口の魅力は情緒だけではない。実はこの小さな道具には、...
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by kataokatetsuya
静けさとは、ただ音がないことではなく、心が深く澄みわたっていく感覚のこと。京都には、その“澄みわたる瞬間”をそっと差し出してくれる寺があります。観光都市としての賑わいのすぐ隣で、まるで時間が止まったように佇む場所。今日は、WABISUKEのまなざしで選んだ「京都で一番静かな寺 7選」を、美しい...
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by kataokatetsuya
なぜ京都にはがま口が多いのか——千年の都が育てた、掌の文化
京都を歩いていると、ふと目に入る小さながま口。和雑貨店の軒先、神社の参道、老舗の呉服店、そして地元の人の鞄の中。観光客向けの“お土産”という枠を超え、京都ではがま口が日常の道具として息づいています。
では、なぜ京都には、これほどまで...
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by kataokatetsuya
がま口とは|歴史・仕組み・京都文化まで完全解説
WABISUKE 文化を贈る、感性を纏う。
1|がま口とは
がま口とは、金属の口金(くちがね)を「パチン」と閉じることで開閉する、日本の伝統的な袋物です。その名は、口金を開いたときの形が「蛙(がま)の口」に似ていることに由来すると言われていま...
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by kataokatetsuya
鴨川──京都という時間を映す、水の記憶
京都の中心を南北に貫く一本の川。その名を「鴨川」と呼ぶとき、私たちは単に地図上の水脈を指しているのではありません。千二百年の都が積み重ねてきた時間、祈り、暮らし、そして人々の心の揺らぎまでもを映し続けてきた、ひとつの“精神の風景”を呼び起こしています。...
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by kataokatetsuya
がま口が「パチン」と閉じる、その一瞬の音には、言葉よりも深く、記憶よりも古い何かが潜んでいる。それは、私たちがまだ名前を持つ前の、もっと柔らかく、もっと曖昧で、もっとあたたかな世界の気配だ。WABISUKEのものづくりにおいて、この「音」は単なる機能ではなく、文化の奥底に沈んだ“原始記憶”を呼...
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by kataokatetsuya
春の気配がまだ遠くにある日でも、掌の上にそっと置くだけで、ふわりと季節がほどけていく——WABISUKEの舞桜柄がま口ポシェットは、そんな小さな奇跡を宿した道具です。写真ではモノクロの静けさに包まれていますが、実際の姿はもっとやわらかく、もっと奥ゆかしい。薄いグレーの地に、茶色の線で描かれた八...
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by kataokatetsuya
Écouter le silence du mont Daïun — Ryōan-ji, l’enseignement sans paroles
À l’ouest de Kyoto, en marchant sur le chemin de Kinukake, le v...
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by kataokatetsuya
大雲山の静けさに耳を澄ます ― 龍安寺、無言の教え
京都の西、きぬかけの路を歩くと、風が少しだけ質量を変える瞬間がある。それは、どこか遠い時代から吹き続けてきた風が、ふと自分の肩に触れたような、そんな感覚だ。龍安寺の山門に近づくと、その気配はさらに濃くなる。音が消えるのではなく、音の“奥行き...
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by kataokatetsuya
手のひらにすっぽりと収まる、あの丸み。金具を「ぱちん」と閉じるときに生まれる、わずかな緊張と安堵。その一瞬に、宇宙のはじまりのような密度が宿っているとしたらどうだろう。がま口とは、ただの小物入れではなく、手のひらサイズのビッグバン。世界がまだ形を持たなかった頃の、原初の鼓動をそっと閉じ込めた器...
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