円の連なり、縁のつながり。 七宝柄トートに込めた永遠の美


「円の連なり、縁のつながり──七宝柄トートに込めた永遠の美」

 

「持つ」という行為に、意味を宿す。

WABISUKEが提案する七宝柄のトートは、ただのバッグではありません。
それは、円が円を呼び、縁が縁を結ぶ——そんな祈りにも似たかたちをしています。

七宝柄(しっぽうがら)は、仏教に由来する「七つの宝」——金、銀、瑠璃、玻璃、珊瑚、瑪瑙、硨磲——を象徴する文様。
その円形が連なり続ける幾何学模様は、永遠のつながりや調和、繁栄を意味し、古くは奈良・平安の時代から人々の暮らしに寄り添ってきました 。

このトートに描かれた七宝柄は、現代の感性で再構築されたもの。
ベージュとブラックのコントラストが、静けさと力強さを同時に語り、
ショルダーにもトートにもなる二面性が、日常の変化に寄り添います。

紐を外せば、手持ちのトートとして凛とした佇まいに。
肩にかければ、軽やかなショルダースタイルに。
その使い方の自由さもまた、七宝柄の「無限の広がり」を体現しているようです。

円は、終わりのないかたち。
そして、始まりを内包するかたち。
このバッグを手にすることで、あなたの一日が、少しだけ美しく、少しだけ縁深くなることを願っています。