2月20日 澄紅 (ちょうこう)
澄紅(ちょうこう) – Chōkō

「春の気配が、空間の奥で静かに澄んでいく。」
2月20日の、色暦
「澄紅」は、春の気配が、
空間の奥で“澄む感覚”として広がっていくような、淡い紅白の色。
それは、香でも光でもなく、
空間そのものが春に澄み渡っていく瞬間を映す色です。
朝の光が、障子越しに広がるとき、
そのやわらかさは、空間の奥に澄んだ気配を残していく。
梅の蕾が、咲ききる直前の静けさの中で、
その存在は、すでに春の澄んだ空気をまとっている。
器の中の香が、空間に溶けていく時間。
その香りは、漂うのではなく、
空間の奥に“澄んでいく”ように、静かに広がっていく。
この色は、
「澄む気配」や「空間の清らかさ」。
春は、ただ暖かいだけではなく、
空間の奥で、静かに澄み渡っていく。
暮らしの中の澄紅
• 障子越しに広がる光が、空間の奥に澄んだ気配を残す朝
• 白磁の器に残る香が、空間に清らかに広がる瞬間
• 咲きかけの梅が、春の澄んだ空気をまとって空間に漂う気配
澄紅は、WABISUKEが大切にする
**「素材の清らかさ」や「空間の透明感」**と響き合う色。
見えないものが、静かに澄んでいくという、
やさしい季節の詩です。
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備考と語源
「澄紅(ちょうこう)」は詩的造語であり、伝統色ではありません。
「澄む」と「紅」が重なり合う語感から生まれた、
春の気配が空間に澄み渡っていく瞬間を映す色です。
・類似する色には「紅白」「淡紅」「桜色」などがありますが、
「澄紅」はより“空間の清らかさ”や“澄む気配”に焦点を当てた色です。
「春の気配が、空間の奥で静かに澄んでいく。」