STORIES
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分け入っても分け入っても、山頭火のことば
分け入っても分け入っても、山頭火のことば ひとり歩く、ことばの旅人 種田山頭火(たねだ・さんとうか)は、五七五の定型にとらわれない「自由律俳句」の旗手です。「どうしようもないわたしが歩いている」この一句に、彼の人生と詩のすべてが宿っているように感じます。 山頭火は、明治15年、山口県... -
色暦 10月14日の色 柿渋 (かきしぶ)
色暦|10月14日の色:柿渋(かきしぶ) 渋く熟れた柿の皮のような赤茶。それは、秋の深まりとともに現れる静かな渋みの色。 柿渋は、古くから防腐や染料として使われてきた実用の色。けれどその色には、時間の積み重ねと、暮らしの知恵が宿っています。 華やかさではなく、落ち着きと深み。今日という日...