2月5日 色暦 香霧 (こうむ)

2026年2月5日の色暦は「香霧(こうむ)」です。
それは、香りが霧となって漂う瞬間の色。
空気の粒子に感情が溶け込み、静けさが満ちていく。

 2月5日の、色暦

香霧(こうむ) – Kōmu

「香りが霧になるとき、記憶は空気に溶ける。」

「香霧」は、霧の粒子に香が溶け込んだような、淡い灰青の色。
霧の白さに香の気配が重なり、空気の静けさと感情の余韻を映す色調です。
それは、冬の朝に立ちのぼる香と、霧の中に漂う記憶のかたち。

この色は、「感情の粒子」や「空気の記憶」。
霧が香を包み込むように、空間はやさしく染まる。
その香霧は、心の奥にある感情をそっとほどいてくれるのです。


 暮らしの中の香霧

• 白磁の器から立ちのぼる香が、霧のように広がる
• 冬の朝、障子越しに差し込む灰青の光
• 空気の粒子に香が溶け込む、静かな時間


香霧は、**「香と霧の交差点」や「感情の粒子」**を映す色。
WABISUKEが大切にする「素材の気配」や「空間の余白」に通じる、香と霧の詩です。


 備考と語源

• 「香霧」は詩的造語であり、伝統色ではありません。
 「香」と「霧」の重なりが生む、自然と感情の交差点を表現しています。
• 類似する色には「霧色」「灰青」「白青」などがありますが、
 「香霧」はより精神的な静けさと香りの粒子感に焦点を当てた色です。



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