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by kataokatetsuya
ツルが舞う、ちいさな旅のおとも— WABISUKEのツル柄がま口ポシェット —
ある日のお出かけ。空は澄み渡り、風はやさしく頬を撫でる。そんな日には、肩にちょこんと掛けたくなるのが、WABISUKEの「ツル柄がま口ポシェット」です。
ぱちんと音を立てて開くがま口。ころんとしたフォルムに、鮮...
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by kataokatetsuya
模様から模様を作るべからず──富本憲吉と色と言葉の詩学
「模様から模様を作るべからず」。この言葉に出会ったとき、私は静かに背筋を正した。富本憲吉が遺したこの一文は、単なる陶芸家の信条ではなく、創作に携わる者すべてに向けられた、静かな問いかけのように響く。模様とは何か。意匠とはどこから生まれる...
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by kataokatetsuya
WABISUKEの分銅繋ぎ柄がま口:つなぐ美意識と、時を超える重み
苔むす庭の静けさの中に、ひとつのがま口がそっと置かれている。深い藍色の布地に、繰り返し描かれた曲線の文様。それは「分銅繋ぎ(ふんどうつなぎ)」と呼ばれる、日本の伝統文様のひとつです
WABISUKEが手がけたこのま口は、た...
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by kataokatetsuya
12月11日の、色暦
雪間草(ゆきまぐさ) – Yukimagusa
「雪の隙間に、芽吹く気配。」
「雪間草」は、雪の合間から顔を出す草のような、淡くくすんだ緑灰色。冬の地面に積もった雪が、陽に溶けはじめる頃、その隙間から顔を出す草の芽は、季節の境界を知らせる小さな兆しです。
この色は、...
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by kataokatetsuya
納めの大師|終わりの祈りと始まりの気配
12月21日、弘法大師の月命日にあたる「納めの大師」。
京都・東寺をはじめ、全国の弘法大師ゆかりの寺では、この日をもって一年の縁日を締めくくります。露店が並び、熊手や縁起物が売られ、参道には香ばしい匂いと人々の祈りが漂います
しかし、WABISUKE...
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12月10日の、色暦
柚子黄(ゆずき) – Yuzuki
「寒さの底に、香りの光。」
「柚子黄(ゆずき)」は、熟した柚子の果皮のような、明るくやわらかな黄色。冬の寒さが深まるこの時季、柚子は実りのときを迎え、湯船に浮かべれば、身も心も温まる香りの結界となります。
この色は、冬の冷気に差し...
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谷崎潤一郎と日本の美意識──『陰翳礼讃』から読み解く静けさの哲学
「美とは、光の中にあるのではなく、影の中にこそ宿る」──谷崎潤一郎の随筆『陰翳礼讃』(1933年)は、日本の美意識を語るうえで欠かせない一冊です。西洋の明快さと対照的に、日本の美は曖昧さや余白、そして時間の経過によって深まる...
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12月9日の、色暦
白藤鼠(しらふじねず) – Shirafuji-nezu
「凍てつく空に、やわらかな気配。」
「白藤鼠」は、藤色に灰色を重ねたような、淡くくすんだ紫鼠色。藤の花の儚さと、鼠色の静けさが溶け合い、冬の空気に似た透明感を宿しています。
12月の空は、晴れていてもどこか冷たく...
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by kataokatetsuya
冬至|光と影の境界に立つ日
一年で最も昼が短く、夜が長い日——冬至。
この日を境に、太陽は再び力を取り戻し、少しずつ昼の時間が伸びていきます。陰が極まり、陽に転ずる。日本の暦において、冬至はただの季節の節目ではなく、目に見えない「境界」に立つ感覚を私たちに思い出させてくれる日です。
陽の気...
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by kataokatetsuya
しっぽフリフリ、笑顔満開!柴犬のびきりキュートな魅力
こんにちは、柴犬ラバーのみなさん。
今日は、日本が誇る国民的わんこ「柴犬」の魅力をたっぷりお届けします。くるんと巻いたしっぽ、つぶらな瞳、そしてちょっぴりツンデレな性格……。柴犬のことを知れば知るほど、きっとあなたも虜になるはずです
く...
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by kataokatetsuya
トランプ柄がま口と遊びの記憶をたどる旅
ハート、ダイヤ、スペード、クラブ。
赤と黒のコントラストが映えるこのデザインは、どこか懐かしく、そして少し異国の香りもするモチーフです。和の布地を使うがま口の世界では、トランプ柄は非常に珍しく、日常に小さな驚きをもたらしてくれる存在です。
本記事で...
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12月8日の色暦は「銀煤竹(ぎんすすたけ)」です。囲炉裏の煙に燻された竹の古色に、銀の静けさが重なる、冬の渋みと気品を湛えた色です。
12月8日の、色暦
銀煤竹(ぎんすすたけ) – Gin-susutake
「燻されて、光る。冬の奥行き。」
「銀煤竹」は、囲炉裏や竈の煙に長年燻された竹の色...
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