STORIES

  • 花見小路通り   時代を舞う石畳の舞台

    花見小路通り——時代を舞う石畳の舞台 京都・祇園の中心を広く貫く「花見小路通り」。三条通から建仁寺まで約1km、石畳の道の視野に京町家が並び、夕暮れには舞妓が歩く姿が見られることも——まるで時代が舞っているかのような通りです。 二つの顔を持つ通り 四条通を境に、花見小路通りはほぼ二つの世界...
  •   祇園の座敷童  灯りの奥にひそむ、福の気配

    祇園の座敷童——灯りの奥にひそむ、福の気配 祇園の夜は、静かで、どこか艶やかです。石畳に灯る行灯の光、舞妓の足音、遠くから聞こえる三線の味の音。そのすべてが、時を超えて誰かの記憶を呼び起こすような気配を大事にしています。 そんな祇園の家の町奥座敷に、誰もいないはずなのに、ふと笑い声が聞こえる...