十二支がま口ポーチで、ちいさな物語を持ち歩く

十二支がま口ポーチで、ちいさな物語を持ち歩く
ふと手に取った瞬間、思わず「かわいい!」と声が漏れてしまう。
赤い布地に、ちょこんと並ぶ十二の動物たち。
ねずみ、うし、とら、うさぎ、たつ、へび、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、いのしし——
それぞれが、ちょっととぼけた表情でこちらを見つめている。
これは、WABISUKEの新作「十二支柄がま口ポーチ」。
取っ手が倒れる仕様なので、手提げバッグとしても、ポーチとしても使える優れもの。
でも、この小さながま口には、もっと深い物語が詰まっているのです。
十二支って、なに?
「十二支(じゅうにし)」とは、古代中国から伝わる時間や方角を表す記号体系のひとつ。
日本では、年賀状や干支(えと)として馴染み深い存在ですね。
十二支は、もともと「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)」という漢字で表され、それぞれに動物が割り当てられています。
この動物たちは、ただのキャラクターではありません。
時間、方角、性格、運勢——あらゆるものに意味を持ち、私たちの暮らしの中に息づいているのです。
物語のはじまり:神様のレース
十二支の起源には、こんな可愛い神話があります。
ある日、神様が「元旦に挨拶に来た順に、年の守り神にしてあげよう」と告げました。
動物たちは大慌てで準備をし、元旦の朝、神様のもとへ向かいます。
ねずみは、足の遅い牛の背中にこっそり乗り、神様の前でぴょんと飛び降りて一番乗り。
虎は力強く川を渡り、三番目に到着。
うさぎは跳ねながら進み、途中で疲れて昼寝をしてしまった…などなど、
それぞれの性格が垣間見える、ユーモラスなエピソードが語り継がれています。
この神話は、ただの昔話ではありません。
「自分らしく生きること」「知恵と工夫」「他者との関係性」など、
現代にも通じる価値観が込められているのです。
WABISUKEのがま口に宿る、十二の個性
このがま口ポーチには、そんな十二支の物語がぎゅっと詰まっています。
それぞれの動物が、ちょっとずつ違う表情で描かれているのもポイント。
ねずみはいたずらっぽく、うしはのんびり、たつはちょっと誇らしげ——
まるで、持ち主の性格や気分に寄り添ってくれるようです。
赤い布地は、古来より「魔除け」や「祝い」の色とされてきました。
お正月や節目の贈り物にもぴったり。
そして、がま口の金具は、カチンと心地よい音を立てて閉まる。
その音が、どこか懐かしくて、安心感をくれるのです。
バッグにも、ポーチにも。使い方は自由自在
取っ手が倒れる仕様なので、手提げバッグとしても使えるのが嬉しいポイント。
ちょっとしたお出かけに、スマホとお財布だけ入れて。
旅先では、アクセサリーやコスメをまとめるポーチとして。
お守りや干支の小物を入れて、季節のしつらえとして飾っても素敵です。
十二支の動物たちが、あなたの毎日にそっと寄り添ってくれる。
そんな使い方ができるのも、このポーチの魅力です。
贈り物にもぴったり。年齢を超えて愛されるデザイン
干支は、年齢や世代を超えて親しまれるモチーフ。
お子さまには「自分の干支を探してみてね」と声をかけて。
ご年配の方には「懐かしいね」と笑顔を引き出すきっかけに。
そして、海外の方には「日本の文化を感じてほしい」と手渡してみてください。
WABISUKEのがま口ポーチは、ただの雑貨ではありません。
文化と物語を、そっと手渡す「小さな贈り物」なのです。
十二支とともに、季節をめぐる
春には、卯(うさぎ)の跳ねるような軽やかさ。
夏には、午(うま)の力強い疾走感。
秋には、酉(とり)の澄んだ声。
冬には、亥(いのしし)のあたたかなぬくもり。
十二支は、季節の移ろいとも深く結びついています。
このがま口を持つことで、そんな季節の気配を感じながら暮らす——
それは、WABISUKEが大切にする「詩的な日常」のひとつなのかもしれません。
あなたの干支は、どの動物ですか?
そして、どんな物語をこのポーチに詰め込みますか?
WABISUKEの十二支柄がま口ポーチ。
それは、ちいさな布の中に広がる、十二の物語。
今日も、あなたのそばで、そっと微笑んでいます。