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  • 土に祈り、橋を架ける  行基と民のための仏

     土に祈り、橋を架ける — 行基と民のための仏 「仏は、寺の中にだけ在るものではない。」そう語るように、行基(ぎょうき)は奈良時代の空を見上げながら、田畑を歩き、橋を架け、池を掘り、民の暮らしに仏の心を宿しました。 寺を出て、民の声を聴く 当時の仏教は、国家の守りとして寺院に閉じ込められてい...