2月17日 宿紅 (しゅくこう)

宿紅(しゅくこう) – Shukkō

「春の気配が、静かな確信として空間に宿る。」

2月17日の、色暦

「宿紅」は、春の気配が、
空間の奥に“静かな確信”として宿るような、淡い紅鼠の色。
それは、季節の移ろいが、
もう揺らぎではなく“根づいた存在”として感じられる瞬間を映す色です。

朝の光が、障子越しに落ちるとき、
そのやわらかさは、もう春の質感になっている。
梅の蕾が、咲く準備を終え、
空間の中で確かな存在感を放ちはじめる。

器の中の香が、空間に溶けていく時間。
その香りは、漂うのではなく、
空間に“宿る”ように、静かに定着していく。

この色は、
「気配の定着」や「存在の確信」。
春は、ただ近づいてくるのではなく、
空間の奥に、静かに宿っている。

暮らしの中の宿紅

• 障子越しに落ちる光が、春の質感として空間に宿る朝
• 白磁の器に残る香が、空間の奥に定着する瞬間
• 咲きかけの梅が、春の確信として空間に根づく気配


宿紅は、WABISUKEが大切にする
「素材の確信」や「空間の深まり」と響き合う色。
見えないものが、静かに根づいていくという、
やさしい季節の詩です。

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備考と語源

「宿紅(しゅくこう)」は詩的造語であり、伝統色ではありません。
「宿る」と「紅」が重なり合う語感から生まれた、
春の気配が空間に静かに根づく瞬間を映す色です。

・類似する色には「紅鼠」「灰紅」「桜鼠」などがありますが、
「宿紅」はより“存在の確信”や“空間の定着”に焦点を当てた色です。

「春の気配が、静かな確信として空間に宿る。」


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